コピーライティングとは?基礎講座やコツ!勉強本を教えます!

こんにちは、藤田です。

コピーライティングは、オンライン・オフラインを問わず商品やサービスを売るのに書かせないスキルです。

ただ、「そもそもコピーライティングって何?」「コピーライティングの基礎を教えてほしい」「コピーライティングってどうやって学んだら良いの?」そういった悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?

そこで今回はそういった方へ向けて、コピーライティングの概要や基礎、コピーライティングを学ぶための本について詳しく紹介していきます。

この記事を読めば、コピーライティングについての知識が深まり、コピーライティングのスキルを身に付けて商品やサービスを売るヒントが掴めるでしょう。

コピーライティングとは?

コピーライティングとは、一言でいえば「広告文を書くスキル」のことを指します。

コピー」とは広告文の意味なので、「コピーライティング」でコピーを書く技術ですね。

ただ、コピーライティングと一言でいっても、大きく分けて2種類のコピーライティングが存在します。

以下では、まずその2種類のコピーライティングについて学びましょう。

イメージ広告のコピーライティング

1つ目がイメージ広告のためのコピーライティングです。

このタイプのコピーライティングでは、企業や商品の認知を広めたり、イメージをアップしたりすることが目的となります。

例えば、電車の中などで以下のような広告を見たことはないでしょうか?

  • 「そうだ 京都、行こう。」(JR東海)
  • 「お、値段以上。ニトリ」(ニトリ)
  • 「ベルリッツはあなたのカタコト英語を見逃しません。」(Berlitz)

このように印象的な言葉で企業や商品のイメージを作るのが、イメージ広告のコピーライティングの役割です。

商品を売るためのコピーライティング

2つ目に紹介するのが、商品を売るためのコピーライティングです。

このタイプのコピーライティングは、セールスレターやアフィリエイト記事を書く際に利用されます。

例えば、あなたも以下のような文章を読んだことがあるかもしれません。

  • 会員登録を促すメールマガジン
  • 末尾に商品リンクの貼られた記事

これらの媒体を読んだユーザーは商品を買いたくなったり、サービスを契約したくなったりします。

これが、コピーライティングの技術です。

コピーライティングの基礎講座5つのステップ

以下では、基本的に商品を売るためのコピーライティングについてお話しします。

コピーライティングは自己流で身に付けることはなかなか難しいです。

しっかりとステップを踏んで、効果のある方法を身に付けていかなければなりません。

ここでは、そのコピーライティングを身に付ける基礎を5つのステップで解説します。

以下のそれぞれのステップを参考にして、魅力的なコピーライティングの文章を作りましょう。

顧客・商品・競合のリサーチする

文章を書き始める前に、まずは顧客・商品・競合のリサーチをしましょう。

なぜなら、魅力的なコピーライティングの文章を作るには、質の高い素材集めが必要だからです。

リサーチせずに文章を書き始めるのは、材料を買わずに料理を始めるようなものだと思ってください。

顧客・商品・競合のリサーチする内容は、以下のとおりです。

  • 顧客:ペルソナ、ニーズ、商品を知ったきっかけ、商品を買った決め手、商品への不安
  • 商品:商品の特徴、強み、弱み
  • 競合:競合商品のコンセプト、価格、特典、強み、弱み

少なくとも上記の内容は全て網羅してください。

次のステップで、これらの情報が大切になってきます。

顧客にとって魅力的な提案を決める

顧客・商品・競合のリサーチを元に、顧客にとって魅力的な提案を決めます。

なぜなら、どれだけ良い商品・サービスを作っても顧客が魅力を感じなければ商品は売れないからです。

例えば、Googleが2013年に発売したメガネ型端末のグーグルグラスは画期的なアイデアでしたが、市場に定着することなく撤退しました。

顧客にとって魅力的な提案をするためには、以下のポイントが重なり合う部分を探すことが重要です。

  • 顧客が求めているポイント
  • 競合が提供できないポイント
  • 自社の商品が提供できるポイント

これら3つのポイントが全て重なる部分を、先ほどリサーチして得た情報から割り出しましょう。

キャッチコピーで顧客の目を引く

ここから実際に文章を書いていくことになりますが、まずはキャッチコピーに力を淹れなければなりません。

キャッチコピーとは、顧客の目を引いて先の文章を読んでもらうための文章です。

ここが上手くいかないと、いくら良い内容を書いても顧客に読んでもらうことはできません。

キャッチコピーを作るときは、以下の内容を盛り込むように意識しましょう。

  • 顧客にとってのメリット
  • 新情報
  • 顧客の好奇心を刺激する情報
  • 情報の手に入れやすさ

あなたも新聞の折り込みに、「新商品入荷!」と書かれていたらついつい目を留めてしまいますよね。

そういった顧客の目を惹くキャッチコピーを作りましょう。

ボディコピーの型に当てはめる

文章の核となるボディコピーを書いていきます。

ボディコピーとは、記事やメールマガジンの本文にあたる部分ですね。

ボディコピーは自己流で書くのではなく、型に当てはめて書きます。

なぜなら、長い歴史の中で先人たちが見つけた売れる文章の書き方が既に存在しているからです。

例えば、有名なボディコピーの型に日本一のマーケッター神田昌典氏が考案した「新PASONAの法則」があります。

  1. P:Problem(問題)
  2. A:Affinity(親近感)
  3. S:Solution(解決策)
  4. O:Offer(提案)
  5. N:Narrow down(絞り込み)
  6. A:Action(行動)

これは一例ですが、初心者はまず型を覚えて型どおりに書くことができるように練習しましょう。

型を知らずに自己流で書くのは「型破り」ではなく、ただの「型なし」です。

クロージングコピーで背中を押す

クロージングコピーは、ボディコピーで魅力を伝えた後に商品を購入してもらうためのコピーです。

買ってみようかな」と悩んでいる顧客の背中を押してあげます。

クロージングコピーがないと、せっかく商品を買う気になっている顧客を取り逃がすことになってしまうので、もったいないです。

顧客の背中を押すには、以下のポイントを意識してクロージングコピーを書きましょう。

  • 魅力的な提案:「今なら特典付き!」
  • 限定性:「今月中なら半額!」
  • 不安を取り除く:「効果が無かったら全額返金!」
  • ハードルを下げる:「年12回の分割払いもできます。」

どうでしょう。

こういった文言があると少し「買ってみようかな……」という気になりますよね。

上手いクロージングコピーで、顧客の背中を押しましょう。

コピーライティング上達のコツ

ここでは、コピーライティングの基礎を押さえた上で、さらにスキルに磨きをかけるコツをご紹介します。

これからコピーライティングを学ぼうと思っている人は、以下の方法を取り入れてさらに良いコピーライティングを目指しましょう。

広告やチラシを分析する

コピーライティングは日常のあらゆる場面で目にする機会があります。

広告やチラシは格好の勉強材料です。

例えば、通勤中に電車のつり広告で気になった広告があったら、「どうして、こういった書き方がされているんだろう?」と分析してみてください。

すると「顧客に対してメリットを打ち出しているな」とか、「限定性を出しているな」といったことが見えてくるはずです。

日常はコピーライティングの勉強材料の宝庫です。

アンテナを張って広告やチラシを分析してみましょう。

自己流で文章を書かない

上でも触れましたが、初心者のうちから自己流で文章を書くのはやめましょう。

なぜなら、長年の分析で売れる文章の型はある程度決まっているからです。

具体的には、上で紹介した「新PASONAの法則」のような型に沿って文章を書くのが上達のコツです。

まずは、型を意識しなくても型どおりに書けるまで練習しましょう。

また、文章の型はネット上でも公開されていますし、書籍でも詳しく書かれています。

初心者の人は自己流で書くのではなく、効果のある文章の型を学んでください。

本を読んで知識を吸収する

コピーライティングを学ぶのにおすすめなのが、本を読んで知識を吸収するということです。

もちろんネット上でも学べますが、本を読むことには大きなメリットがあります。

  • 情報のリソースがしっかりしている
  • コピーライティングを体系的に学べる

以上の理由から、何か一冊本を用意して勉強することをおすすめします。

以下でおすすめの本を紹介するので参考にしてください。

コピーライティングのおすすめ勉強本

ここではコピーライティングを学ぶのにおすすめの本を3冊紹介します。

コピーライティングを本で体系立てて学びたいという方は、以下で紹介する本からまずは手に取ってみてください。

稼ぐ言葉の法則――「新・PASONAの法則」と売れる公式41

アマゾンリンク

稼ぐ言葉の法則――「新・PASONAの法則」と売れる公式41」は、日本一のマーケッターと呼ばれる神田昌典氏が、売れる文章の法則をまとめた本です。

良く知られている「PASONAの法則」を時代の変化に合わせて改善し、「新PASONA」の法則として紹介しています。

文章で稼ぎたい人は必ず身に付けておきたい文章の型です。

コピーライティングの型を知りたいという人は、まずこの一冊から始めましょう。

10倍売れるWebコピーライティング

アマゾンリンク

10倍売れるWebコピーライティング」は、WEBマーケティングをかじっている人なら知らない人はいないWEBマーケティングのコンサル会社が出している本です。

コピーライティングの基礎がしっかり書かれており、入門書としてぴったりです。

また、実体験を元に具体的に説明されているので、コピーライティングに詳しくなくても理解がしやすいでしょう。

ページ数が少なくコンパクトな作りになっていて、初心者にはぴったりの本です。

 

シュガーマンのマーケティング30の法則

アマゾンリンク

シュガーマンのマーケティング30の法則」は、アメリカの通販にダイレクトメールを応用して莫大な売上を誇ったジョセフ・シュガーマン氏が書いた本です。

コピーライティングで使える法則が30個詰め込まれています。

出版から時間は経っているものの人間心理の本質を捉えたテクニックばかりなので、現代でももちろん通用するでしょう。

コピーライティングの基礎を身に付けて、さらにスキルアップしたいという人は、こちらの本を読むと学びが多いでしょう。

まとめ

今回は、コピーライティングの概要や基礎、コピーライティングを学ぶための本について詳しく紹介しました。

  • コピーライティングとは「広告文を書くスキル」のことを指す
  • コピーライティングを身に付けるには基礎をしっかり学ぶ必要がある
  • さらにスキルを伸ばすには広告の分析、本を読むなどが効果的である

この記事を参考にして、コピーライティングについての知識を深め、コピーライティングのスキルを身に付けて商品やサービスを売るヒントにしてください。